KUKURIさん:「百鬼撩乱~怪の章~」 | 催眠音声ファン

KUKURIさん:「百鬼撩乱~怪の章~」

2012.01.06(金)00:56:11


前作「少女の世界に弾丸を」から約9ヶ月ぶりの新作音声がKLUKURIさんからリリースされました。商業ベースとはまた異なるディープなKUKURIさんワールドを楽しめる一本です。
百鬼撩乱~怪の章~


シナリオ性の高い催眠音声ドラマ作品でおなじみのKUKURIさん。世界観の設定の作りこみが濃密で、中身の濃い劇場版アニメを一本見たかのような満足感が心地よい作品が多いのが特徴ですが、本作も90分を超える大長編です。冒頭すぐに開始する誘導では、全身的筋弛緩法によりしっかりと落としつつTSされ、さらに特殊な世界観に引き込まれていきます。CVの葉市憂さんはエロボイス界では様々な作品に出演されているベテランの方で、読み方は非常にやわらかく、おしとやかな女性を思わせる雰囲気の声の持ち主です。明瞭な声は耳障りが非常によく、素直になんでも従いたくなる性質を持っています。
今回の世界観は和風妖怪を封印しに行く部活の女の子たちが、妖怪とのまあそのいろいろを…という内容。
カラス天狗やあかなめ、青行灯、座敷童、豆狸などなどたくさんの妖怪が登場。部員も3人の女の子でたっぷりと可愛さを味わうことができます。ドラマ性は登場人物の把握に依存する部分が多いため、同梱の登場人物.txtはしっかり読んでおいたほうがよいでしょう。丁寧に読み上げられる妖怪の行動、女体化したあなたはあかなめの長い舌に体中をぬるぬると嘗め回されてしまう。ボイスドラマとしてもハイレベルな朗読劇を催眠状態を意識した暗示形態が組み込まれて展開されるため、非常に没入間の高い状態でシーンを堪能することができる構成となっています。このあたりは、まさにKUKURIさん作品の真骨頂といったところです。
和風テイストの妖怪を退治する学園モノという設定も、今回以降の作品展開が楽しみですね。アニメ映画を見るような気持ちで聞きたい一本です。

総再生時間:104分(おまけパートあり)
タイトル:百鬼撩乱~怪の章~
サークル:KUKURIさん
シナリオ:りくさん
声:葉市 憂さん


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