誰得催眠製作所さん：「アブない催眠セラピー」

2013.02.21(木)03:04:54

「男性が持っている女性的な部分を解放して…」
本作で20作品目となる誰得催眠製作所さんの成人向けDL作品は、TSがテーマ。
怪しげなセラピストなお姉さんに導かれて…
アブない催眠セラピー

導入のシチュエーションフローはさすが飲みっ子さんとも言うべき、流れるようなシチュ説明と「うん、ありそう。いそう」という存在感バッチリなセラピストさんの自己紹介。霜月優さんの優しい年上お姉さん(ここでいう年上は実際に年上で50、60だという訳ではなく、我々の精神年齢である思春期に対比して)セラピストから力を抜き取られ、そしてだんだんと女の子の体にされてしまうという内容。
ここしばらくファンタジー路線が続いてきた誰得催眠製作所さんだけに、久しぶりの現実路線でおじさん層の催眠音声紳士にもバッチリフィットかと。女体化自体は魔囁の教会以来でしょうか。本作は一本道で分かりやすく、TS系催眠音声の気持ち良さを素直に愉しむことができます。
誘導はとろーんとした霜月さんのとろけたボイスとともに、分散弛緩、イメージ誘導といった飲みっ子さんの真骨頂を味わいながら、意識を溶かしていくことができます。この溶かしていく感覚からの…が非常にスムーズにつながっていて、深化に溶けるイメージを強めにいだいて催眠に臨むと非常に入りがよくその後の展開もお楽しみいただけることと思います。
霜月さんの吐息や唇の湿った雰囲気が体の表面をただよう感じ、女性同士の肌が触れ合うスベスベ感等、質感に重視した本編シーンはあまりベタベタせずある意味キレイ（雑誌KIREI的な）女性的セクシャルプレジャーを垣間見ることができるのではないかと思います。
誰得さん霜月さんファンはもちろん、リアル至高なTS好きの方にもオススメな作品です。