KUKURIさん：「MATERIAL DOLL IN TO THE DEEP」

2014.08.09(土)22:50:36

「貴方が居るのは、化学プラントを思わせる薄暗い部屋。」
長編TSドラマ催眠でお馴染みKUKURIさんの最新作。テーマはマテリアルドール＝少女の形をした人形。
MATERIAL DOLL IN TO THE DEEP

KUKURIさん作品最大の特長と言えば、TS＝女体化であることは既に多くの催眠特殊部隊所属のお歴々に置かれましてはご存知の事と思います。
本作ではドール＝人形を器としてそこに心を宿らせる形でのTSが行われます。この点はこれまでのKUKURI作品と大きく異なるところで、TSそのものの取り扱いの意味あいそのものにドールだからこその楽しみが生まれます。
人は体と心が切り離され、心が他の体＝ドールに繋がれたとき、感じる違和感をどうとらえるでしょうか。
その違和感は、例えば催眠状態で声に従って運動意識がコントロールされるような、一枚の膜で隔たった先で、自分でコントロールしているような、勝手に動かされているようなそんな感覚ではないでしょうか。非常に丁寧な導入パートは、連続的にイメージをさせながら徐々に意識を低下させていきます。
ドラマパートはLesson1, Lesson2, Lesson3の3部構成となっています。
Lesson1は女体化からの露出羞恥。
Lesson2は女体化した自分の身体の感覚を確かめる愛撫。
Lesson3はふたなり女性からの凌辱、そして…
プレイを通してだんだんと女性化した体の実感を深めていく構成は、ストーリーよりも女性の身体であることそのものの悦びを確かめながら深めていくような作品構成です。
1話毎のプレイ時間はそれほど長くはないため、何日かに分けてじっくりと深まる感度を楽しみたいTS作品です。すでに催眠ボイスクイーン界でもお馴染みとなった涼貴涼さんの声は、少女の声も大人の声も心地よい耳障りが気持ちよく、明朗な滑舌は催眠状態でも言葉の拾い上げに苦労を要しません。さすがです。
TS系に興味をお持ちながら未体験の方には特にお勧めの優良TS体験作品です。