2012.04.22(日)00:48:46
「あなたは三人の魔法少女達のいやらしくも切ない記憶を追体験します。」
劇場型催眠音声作品のオリジネーターKUKURIさんからTS×魔法少女ものの催眠音声作品が登場。
魔法少女☆プリズムエンジェル
KUKURIさんといえば催眠音声黎明期から、TSにこだわりそしてシネマチックかつドラマチックな催眠音声作品作りで定評のあるサークルさんです。共通パート43分に、序章50分、第二章58分、第三章65分とボリュームもさることながら密度の高いドラマが繰り広げられるところも聞き逃せません。涼貴涼さんの透明感のある声で、ナレーション、蓮華、楓、華、敵役とかなりいろいろな役を演じ分けられているのは驚きです。
3人の女の子が登場しますので、まずはビジュアルイメージ作りのために同梱されているイメージイラストをご参照ください。まず誘導ですが、この誘導がかなり気持ちよく作られています。後半のシナリオに食い込んでくる深化を兼ねた武器の練習という構成は、これまでのドラマ催眠での催眠との親和性において現時点での頂点といっても過言ではない作り込だと思います。その必然性が没入感を損なわずに、深く催眠状態に入っていくことができます。第一章、第二章、第三章は続けて聞くよりも、別の日に分けて聞くことをお勧めします。三者三様の責めと快楽を味わうことができます。このエロシーンが丁寧に描写されており、喘ぎ声や吐息で本能を刺激するタイプではなく、絶妙な筆致で描かれたシナリオと情景描写によって快感の根源を脳にテクストとして流し込み体中を駆け巡るような感覚を味わうことができます。TSしてから生えてくるとか反則ですよね。最高です。個人的には第二章の展開がバランスよく感じました。
章立て構成、Hシーンのみフォルダ、誘導ショート版などこれまでのKUKURI作品でファンが頭を抱えていた「KUKURI先生…。音声、長すぎるよ…」という悩みもユーザへのフレキシビリティという形で解決。これ以上ない解決法かと思います。おかげで次の日を気にせずに再生ボタンを押せるようになりました。通しで聞けばこれ以上ない超大作ですし、組み合わせて聞けば連続アニメのようにも楽しめます。
今回のプリズムエンジェル、KUKURIさんの一連の作品の結晶のような作品ですので、ファンの方はもうすでに手に入れられていると思いますが、KUKURIさん作品未体験の方にもぜひお楽しみいただきたい一作です。
総再生時間:計測不能
タイトル:魔法少女☆プリズムエンジェル
サークル:KUKURIさん
シナリオ:りくさん
声:涼貴涼さん(YOMOGI)